株式投資はひとつの銘柄だけでなく、さまざまな銘柄の株をトレードします。
実際にトレードしている銘柄もあれば、次に狙う銘柄探しもしなくてはいけません。
1つ2つの銘柄であれば、いろいろと情報は頭に入りますが、多くなると記憶も曖昧になり、売買のチャンスを逃すことになってしまいます。
そのようなことがないように、株の銘柄を管理する方法をご紹介します。
目次
株の銘柄を管理するとは?
株は企業の動きはもちろん、日本、世界の情勢に大きく左右されます。
その株価の動きは、ただの値動きだけでなく、さまざまな数字に連動しているため、日々のデータを分析、または見直すタイミングが必要です。
銘柄を管理することで、分析や見直しがしやすく、トレードで儲かるチャンスを見つけることができるでしょう。
どの銘柄を管理するのか?
現在保有している銘柄を始め、次に株を購入しようか狙っている銘柄も一緒に管理した方が良いでしょう。
さらに、日本全体を表す日経平均株価と、アメリカNYダウ、ドル円の為替まであると理想的でしょう。
銘柄によっては日経平均株価に連動が強いものもあれば、為替変動に敏感な銘柄もあります。
そして日経平均株価は、アメリカNYダウに影響を受けやすい傾向もあるため、一緒に管理しておくことが望ましいです。
個別銘柄で管理するポイントとは?
全体的な連動性や比較は、銘柄ごとの値動きで十分ですが、個別の動きを計るためには、さまざまな項目の管理が必要です。
個別銘柄ごとに、株価、出来高を中心とした推移を管理することがポイント。
株価は1日の安値と高値、始値と終値を管理することで、株価のトレンドを細かく見極める材料となります。
出来高は売買の量を表すものであり、急に出来高が上昇してくれば、何か変化している前兆をいち早く察知することが可能です。
出来高の数だけではわかりにくいため、そこから上昇率や下降率も合わせて管理しておくと良いでしょう。
そして、自身がいつ保有したのか、この時の売却益はどうだったのか。
過去のデータとして残しておくと、自身のトレードのやり方を見直すこともできます。
保有している場合には、保有株や購入額なども一目でわかるようにしてあると、トレードの判断材料として早く動くことができるポイント。
さらに、株には株主優待や配当金があります。
それに合わせて、権利落ち日や権利確定日があり、値動きが出やすい時です。
値動きが出やすいのは、決算発表や株主総会のポイントなどもあるので、キーポイントとなる日程を抑えておくと安心でしょう。
このような日々の数字を始め、銘柄ごとの情報や、保有情報を一覧にしておくと管理しやすいです。
株の銘柄を管理する方法
株の銘柄を管理するポイントは数多くありますが、それをうまく管理することは銘柄が多い程ひと苦労です。
しかし、株式投資で収益を出していくには、これくらいの銘柄管理は必要最低限でしょう。
では、銘柄管理をどのようにしていくかご紹介します。
証券会社のポートフォリオ機能
インターネットの証券会社では、サイト上で自身のポートフォリオを作られています。
簡易的な情報であれば、サイトごとのポートフォリオで十分です。
時間がない方や、ポジショントレードのような長期の場合には、ポートフォリオに目を通すくらいでも問題ないでしょう。
ページはわかれてしまいますが、サイト内を色々と見ていけば、必要な情報を見ることは可能です。
エクセルでマイ管理表
株式投資で収益を立てていく場合には、エクセルでマイ管理表をすることをおすすめします。
サイト内のポートフォリオでも十分な場合もあるのですが、これから収益を確立させたいという方には、地道な努力も必要です。
マイ管理表であれば、自身が分析しやすいフォーマットを作ることができ、並び替えや重要度によって色分けなどもできます。
企業の業種を組み込んで、業種別にデータを見ることも可能です。
ただの数字だけでなく、グラフ化することでわかるポイントもあります。
エクセルやgoogleスプレッドシートを利用して、マイ管理表を作成してみましょう。
株式投資ではデータの積み重ねが重要
株式投資で儲けるためには、日々のデータの積み重ねが大切です。
保有している銘柄はもちろん、それに関連する情報や、次に狙っている銘柄なども管理しておくと良いでしょう。
証券会社のポートフォリオでも十分ですが、自身のマイ管理表を作成することで、気付けなかった「買い」「売り」のチャンスと言えるタイミングが見つかるかもしれません。
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