空売り規制が解除されたら株価はどうなる?買い?売り?

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空売り規制が解除されると株価はどうなるのでしょうか?

結論から言うと、空売り規制が解除された銘柄は株価が上昇する場合と下落する場合があります。その見極めは空売り規制中の株価の推移です。

この記事では空売り規制が解除された場合、どのようなパターンの場合株価が上昇するのか、下降するのかを詳しく解説します。

目次

空売りとは

空売りとは証券会社から株式を借り、その株式を売る信用取引の一種です。

空売り後に株価が下がったところで買い戻しその差額分の利益を得るのが基本的な運用方法となります。

空売りの場合、現物取引とは違い「貸株料」という手数料が別途発生することや、6ヶ月以内の返済義務等があるので気を付けましょう。

空売り規制とは

空売り規制とは読んで字のごとく「空売りを規制する」制度になります。

空売り規制と言っても個人投資家の場合、空売りがまったくできなくなるわけではありません。具体的には直近公表価格以下で51単元以上の新規空売りができなくなります。

また、適格機関投資家の場合は条件が異なり1単元以上の新規空売りが出来なくなります。

つまり適格機関投資家は新規空売りができないという意味ですね。

直近公表価格とは

直近公表価格とは証券取引所が直近に公表した価格(株価)のことを指します。

51単元とは

51単元とは最小単元の51倍の株数を示します。

もっと分かりやすく言うと、株式を売買する際に100株単位で売買可能な銘柄であれば100×51で5,100株を意味します。

空売り規制と売り禁の違い

空売り規制売り禁はどちらも新規の空売りに対する規制というのは同じですが、規制内容に違いがあります。

空売り規制は直近公表価格以下で51単元以上の新規空売りができなくなります。それに対し売り禁は新規空売りが全くできません。

また、規制を実施する意味にも違いがあります。空売り規制は株価を人為的に急落させるための不当な空売りを防ぐために金融商品取引法施行令という法令で定められた規制です。

それに対し売り禁は大量に空売りされ貸株不足に陥り、これ以上空売りができなくなることを懸念し証券金融会社により実施される規制となります。

ポイント

・「空売り規制」は直近公表価格以下で51単元以上の新規空売りができないのに対し、「売り禁」は新規空売りが不可能。

・空売り規制は人為的な株価下落を防ぐ法令に対し、売り禁は貸株不足により証券金融会社が実施する規制

空売り規制時に空売りする場合注意すること

空売り規制時に空売りする場合、注意することは以下の2つです。

  1. 空売りの分割発注
  2. 複数の口座からの空売り

上記2つについて詳しく説明していきますね。

①空売りの分割発注

空売り規制時に空売りする場合、注意することの1つ目は「空売りの分割発注」です。

先ほどご説明した通り空売り規制時は直近公表価格以下で51単元以上の新規空売りが禁止されます。

では複数回に分けて注文する場合はどうなのでしょうか?

例えば30単元の新規空売り後に追加で30単元新規空売り場合が該当します。

このような場合、51単元以上の空売りの意思があるにも関わらず故意的に分割したとみなされて「空売り価格規制違反」となり30万円以下の過料が課される可能性がありますので注意してください。

②複数の口座からの空売り

空売り規制時に空売りする場合、注意することの2つ目は「複数の口座からの空売り」です。

複数口座からの空売りでも同様に51単元以上の新規空売りは禁止されています。

複数個座とは例えば、家族名義の口座、複数の証券会社の口座、個人名義と関わりのある法人口座等が該当します。

空売り価格規制違反」となり30万円以下の過料が課される可能性がありますので絶対に行わないでください。

空売り規制解除後の株価はどうなる?

空売り規制解除後の株価はどうなるのでしょうか?

結論から言うと株価は上がることもあれば下がることもあります。どちらになるかは空売り規制中の株価の推移をみていれば予測が可能です。

空売り規制解除後に上がるパターンと下がるパターンの2つについて詳しく説明していきます。

空売り規制解除後に株価が上がる可能性が高いパターン

空売り規制解除後に株価が上がる可能性が高いパターンは、「空売り規制中に株価が下がった場合」です。

空売り規制となるほど空売りをされた株なので何かしらネガティブな要因があった可能性が高いです。そんな株をわざわざ空売り規制中に新規で買う投資家はあまりいません。

空売り規制中に買うのは空売り規制前に空売りをした投資家達が多いです。つまり空売りの買い戻しです。

空売り規制中に株価が下がったということはこの空売りの買い戻しがあまりされなかったことを意味します。

つまり「まだ多くの空売り残がある」ということです。

空売り規制解除後で株価が下がっていることもあり空売りの踏み上げを狙って、買い向かう投資家が多くなると推測できます。

しかし、注意が必要な場合があります。それは空売り規制になるほどの空売りを受けた「原因」です。

粉飾決算や大幅な下方修正、会社に大きな損害を与えるようなIR等の大きなネガティブ材料の場合、空売り規制解除後も更に空売りが入り株価が急落する可能性もあります。

逆に、上記のようなネガティブ材料は何もないのに大量の空売りがされ空売り規制となった場合は踏み上げが期待できるでしょう。

それでは実際にチャート画像を例に見てみましょう。

このチャート画像は「WACUL」で▼印の2021年10月5日に前日終値より10%以上下げトリガーに接触し、10月6日は空売り規制となりました。

10月6日は赤丸部の通り、前日終値より大きく下げていて更に出来高も前日の3分の2以下になっています。このチャートを見る限り空売りの買い戻しはあまり行われていない可能性が高いです。

そして空売り規制が解除された10月7日には空売りの買い戻しが行われ、株価が上昇し新規参入の買いも入り株価が上昇したと考えられます。

まさに空売り規制後に株価が上昇する典型的なパターンと言えます。

空売り規制解除後に株価が下がる可能性が高いパターン

空売り規制解除後に株価が下がる可能性が高いパターンは、「空売り規制中に株価が上がった場合」です。

空売り規制中に株価が上がるパターンの多くは空売り規制前に空売りした投資家達の買い戻しであることが多いです。

空売り規制される程の空売りが仕掛けられたということはそれなりにネガティブな内容の何かがあった可能性が高いです。

その「何か」は何も改善されていませんが、空売り規制されたため株価が上がったのであれば、空売り規制が解除されれば再度空売りされて株価は下落することは自然ですよね。

まとめ

空売り規制が解除された銘柄は株価が上昇する場合と下落する場合があります。上昇するのか下降するのかの見極めは空売り規制中の株価の推移をよく確認することです。

空売り規制中に株価が上昇すれば空売りの買い戻しが進んだと考えられ、空売り規制解除後に再度空売りされる可能性が高いです。

逆に空売り規制中に株価が下落した場合は空売りの買い戻しはほぼ進んでおらず、空売り規制解除後に踏み上げを狙って新規の買いが参入する可能性があります。

空売り規制された銘柄を注視し、その株価推移を見極めることであなたも利益を出しましょう。

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