デイトレ寄り付きの買い方【たった3つのポイントでコツが分かる】

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株式市場が開始する9時からの取引は非常に有効とされますが、どのように取引して良いか分からない人も多いようです。

そこでこの記事では株のデイトレの寄り付きでどのように買えば良いかを解説しています。

たった3つのポイントでコツが分かり、デイトレの寄り付き買いで勝てる可能性を上げることができますのでぜひ参考にしてください。

目次

デイトレ寄り付きの買い方①:時間は9時から9時40分頃まで

デイトレ寄り付きの買い方として有効なのが9時40分頃までに決着を付ける方法です。

前日の東京市場やNY市場が上昇傾向にある際、当日の日経平均が上昇傾向になる可能性が高いです。

その場合、9時の寄り付きから活発に取引がされ、その流れはおよそ9時30~40分くらいで収まる傾向があります。

多くの取引者が9時30~40分で新規買いや利食いをし、相場が落ち着く傾向にあるため、寄り付きで買ったら9時40分頃までに手仕舞いしておきたいのです。

デイトレ寄り付きの買い方②:銘柄の選び方3ポイント

デイトレの寄り付き買いで銘柄選びのポイントは次の3つです。

寄り付き買いの銘柄を選ぶポイント
  • 東証一部の銘柄を選ぶ
  • 日経平均に連動しやすい銘柄を選ぶ
  • 大きな節目や高値を超えそうな銘柄を選ぶ

詳しくは次章でお伝えしていきます。

東証一部の銘柄を選ぶ

デイトレの寄り付き買いでは東証一部の銘柄を選ぶのがおすすめです。

デイトレではローリスク&ローリターンで利益を積み上げていくのが基本。よって、値動きの安定している銘柄を選ぶほうが良いからです。

値動きの安定している銘柄=企業として経営が安定しており取引量が多い銘柄」ですので東証一部のものが最適です。

このため、東証一部の銘柄から取引候補を探すのが有効になります。

日経平均に連動しやすい銘柄を選ぶ

デイトレの寄り付き買いでは日経平均に連動しやすい銘柄を選ぶのも大事です。

寄り付き買いは日経平均が上昇しそうなとき、それに連動する銘柄を買うのが基本だからです。

よって、普段からデータを取って日経平均に連動しやすい銘柄をピックアップしておく必要があります。

その中で自分のトレードスタイルや取引しやすい値動きをする銘柄を狙うのがおすすめです。

大きな節目や注目されている高値を超えそうな銘柄を選ぶ

デイトレの寄り付き買いでは大きな節目や高値を超えそうな銘柄を選ぶのも有効です。

大きな節目というのは100円や500円、1,000円などのキリの良い数字になります。こうした価格を超えると株価が大きく動く傾向があります。

注目されている高値とは、買いが何度も反発されており超えられないでいる次のような価格帯です。

上記のような価格帯では買いと売りの勢力争いが起こっています。

上に超えた場合、売り勢力が損切りの買い注文を出し、上昇すると思った人たちが新規の買い注文を出します。

売りの損切り+買いの新規注文」という2つの買い注文によって大きく上昇していくことが多々あるのです。

デイトレ寄り付きの買い方③:注文方法は「成行」がおすすめ

デイトレの寄り付きの買いでは「成行」で注文したほうが良いです。

寄り付き時には多数の注文が入りますので価格が上下しやすく、指値を入れている間に値動きが終わってしまうことがあるからです。

成行注文だと割高な価格で約定することも多いですが、それでもチャンスに乗り遅れるよりかはマシです。

寄り付き前に1クリックで発注できるように準備をしておきましょう。

株ではなぜデイトレ寄り付きの買いが有効?その理由

株のデイトレでは寄り付き買いがおすすめされることが多いですが、その理由は寄り付き付近が最も活発に売買される時間帯だからです。

寄り付き付近は前日の流れを継承しますので、例えば前日に好材料が出たなどの状況ですとそれを根拠に買いを入れてくる人たちが沢山います。そのため、寄り付きから価格が大きく動きやすいのです。

そもそもデイトレは価格が動く時間帯でないと効率が悪いです。

長期トレードのように大きな利益を狙うわけではなく、小さな利益をコツコツ積み上げていくのが基本です。よって、価格が活発に動く時間帯でないと効率的にトレードできません。

そうしたことから、値動きの活発になる寄り付き付近の時間帯がデイトレードに推奨されているのです。

日経平均が下落しそうなときは寄り付き買いしない

日経平均が下落しそうなときは寄り付き買いをしないようにしましょう。

寄り付き買いは日経平均と連動する銘柄を買うのが基本なため、日経平均が下落するときは下落相場で買うことになる可能性があるからです。

前日の日経平均やNYダウ、ニュースなどを確認して日経平均が下落しそうだと思ったらその日はトレードを中止するのもおすすめです。

寄り付き売りならOK

日経平均が下落しそうなとき寄り付き買いはNGですが、「寄り付き売り」であるなら検討しても良いです。

日経平均に連動しやすい銘柄であれば、日経平均が下がったときに一緒に下落しやすいです。その特徴を活かして売りでエントリーします。

ただし、売りは「信用取引」になるため買い以上のリスクがあります。きちんと損切りをしないと「追証」になることもあるため、その点を理解して取引してください。

※信用取引

信用取引とは口座資金を担保に証券会社から株を借りて行なう取引です。レバレッジをかけることが可能なため担保金以上の取引ができます。  

※追証

追証とは口座資金がマイナスになる状態です。追証が発生するとマイナス分を証券会社に支払わないといけません。

寄り付き買いで儲けるための3つのステップ

ここでは、寄り付き買いで儲けるための手順をお伝えしています。

寄り付き買いで儲けるための手順は次の3ステップです。

  1. 前日の日経平均やNYダウ等を確認しておく
  2. 上昇しそうな銘柄を選ぶ
  3. 寄り付きから30~40分で決着をつける

まず、前日の日経平均やNYダウなどをチェックし、当日の日経平均が上昇しそうか分析します。

続いて上昇しそうな銘柄をピックアップしましょう。上昇しそうな銘柄とは重要な価格や注目されている価格を超えそうな銘柄です。

あまり多くても瞬時の判断が難しくなるため、最初は2~3個程度に留めておくのがおすすめです。

寄り付きになったら成行でエントリーします。事前に決めた目標まで達したら利食いしましょう。

目標まで達しなくても9時30~40分頃になったら値動きが落ち着きやすいため、手仕舞いをするようにします。

まとめ

株のデイトレで寄り付き買いをする際は以下の3つがコツになります。

  • 取引時間は時間は9時から9時40分頃まで
  • 銘柄選びのポイントは「東証一部の銘柄」・「日経平均に連動しやすい」・「大きな節目や高値を超えそう」の3つ
  • 注文方法は成行

上記3つのコツを実行すれば寄り付き買いで利益を上げる可能性が上がりますので、ぜひ実効してください。

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