【2026年】株・NISAの年末スケジュール|年内に確認したい10のこと(損出し・旧NISAの満期・ふるさと納税・iDeCo)

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「年末の締め切りは12月31日」だと思っていませんか?

実は、株やNISAの年内の売り買いは、もっと早く締め切られます。2026年に日本株の受け渡しを年内に終わらせるには、12月28日(月)までに約定させる必要があります。投資信託や米国株は、さらに早く締め切られます。

この記事では、金融庁・国税庁・証券会社の案内をもとに、株やNISAをやっている人が年末までに確認しておきたい10のことを、ひとつずつまとめました。動画でも解説しているので、あわせてご覧ください。

2026年 年内の主な締め切り一覧

項目締め切り
日本の株(NISA含む)12月28日(月)までに約定(大納会は12月30日)
投資信託商品によって12月18日〜25日ごろ(楽天証券の例)
米国株12月25日(金)朝7時まで(楽天証券の例)
ふるさと納税12月31日までに寄附
ワンストップ特例の申請書原則、翌年1月10日まで
※締め切りは証券会社や商品によって異なります。必ずご利用の証券会社の案内をご確認ください。

株・NISAの年内の締め切り

① 年内の売り買いはいつまでに?

2026年の株式市場の最終日(大納会)は、12月30日(水)です。12月31日から1月3日まではお休みになります。

ただし、日本の株は約定してから受け渡しまでに2営業日かかります。年内に受け渡しまで終わらせるには、12月28日(月)までに売買を成立させる必要があります。楽天証券も、NISAの成長投資枠で日本株を買う場合の締め切りを、12月28日の15時30分と案内しています。

② NISAの枠は来年に持ち越せる?

持ち越せません。つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)は、その年に使わなかった分はなくなります。

とはいえ、あわててよく分からない商品を買う必要はありません。生涯で使える1,800万円の枠は、来年以降もそのまま使えます。

③ 投資信託・米国株の締め切りは?

投資信託は、受け渡しまでの日数が商品ごとに違うため、株より早く締め切られます。楽天証券の案内では、商品によって12月18日から25日の間が年内の締め切りです。海外に投資する商品ほど早くなる傾向があります。

米国株は、楽天証券では12月25日(金)の朝7時までです。年内に買いたいものがある人は、12月の半ばまでに済ませておくと安心です。

損出しで税金を減らす

④ 「損出し」で税金は本当に減る?

今年、株で利益が出た人は、その利益に約20%の税金がかかっています。含み損の株を年内に売って損を確定させると、その損と今年の利益を相殺できます。これが「損出し」です。

たとえば、別の株で10万円の利益が出ていて、含み損の株を売って4万円の損を出すと、税金がかかる利益は6万円に減ります。今年の損益は、楽天証券なら「損益・税金履歴」の「年間損益計算」で確認できます。

それでも引ききれなかった損は、確定申告をすれば翌年から3年間繰り越せます(毎年続けて確定申告をする必要があります)。

⑤ 損出しで同じ日に買い直してもいい?

ここに落とし穴があります。特定口座で同じ日に売って同じ株を買い直すと、買い直した分も含めた平均の値段で計算されます。

たとえば、1,000円で100株買った株を600円で売り、同じ日に600円で100株買い直すと、平均の値段は800円になります。損として計上されるのは4万円ではなく2万円に減ってしまいます。買い直すなら別の日にするなど、証券会社の説明をよく確かめてから行いましょう。

⑥ NISAで損している株も損出しできる?

できません。NISA口座で出た損は、ほかの口座の利益と相殺することも、繰り越すこともできません。損出しに使えるのは、特定口座や一般口座など、税金のかかる口座の損だけです。

2022年の旧NISAが満期に

⑦ 2022年に旧NISAで買った株はどうなる?

2022年に一般NISAで買った分は、2026年12月末で5年間の非課税期間が終わります。今の新しいNISAに移すことはできず、そのままにしておくと、特定口座など税金のかかる口座に移されます。

このとき、移される時点の値段(2026年12月の最終営業日の時価)が、新しい取得価額になります。注意したいのは、含み損のまま移される場合です。10万円で買って8万円に下がったまま移されると、取得価額は8万円になります。あとで10万円まで戻って売っても、その2万円の値上がりに税金がかかってしまいます。

2022年に旧NISAで買ったものがある人は、年内に売るか、そのまま持つか、一度確認しておきましょう。

ふるさと納税・iDeCo・来年からの変更

⑧ ふるさと納税はいつまで?ポイントは?

ふるさと納税は1月から12月までの1年単位です。2026年分にするには、12月31日までに寄附を済ませる必要があります。なお、2025年10月から、寄附にポイントを付けるサイトを通じた募集は禁止されています。

確定申告をしない会社員などが使えるワンストップ特例は、寄附先が5自治体までで、申請書は原則、翌年1月10日までです。

⑨ iDeCoの人は年末に何をする?

iDeCoの掛金は全額が所得控除になります。会社員で、自分の口座から掛金を払っている人は、年末調整で「払込証明書」を提出する必要があります。秋ごろに届くハガキや電子交付の証明書を、なくさないようにしましょう。

⑩ 来年から何が変わる?

iDeCoは、2026年12月分の掛金から上限が引き上げられます。企業年金のない会社員は月2万3,000円から月6万2,000円に、自営業などの人は月6万8,000円から月7万5,000円になります。掛金を増やすには、自分で変更の手続きが必要です。

さらに、2027年1月からは子ども向けの「こどもNISA」も始まります。

まとめ:今日いちばん知ってほしい3つのこと

  1. 日本の株は12月28日までに約定。投資信託・米国株はもっと早く締め切られる
  2. 損出しで税金を減らせる。ただしNISAの損は使えず、同じ日の買い直しにも注意
  3. 2022年の旧NISAの満期、ふるさと納税、iDeCoの書類を年内に確認

年末の手続きは、知っているかどうかで手元に残るお金が変わります。カレンダーに書き込んで、早めに準備しておきましょう。

※締め切りは証券会社や商品によって異なります。必ずご利用の証券会社の案内をご確認ください。
※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

参考

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