「株価は美人投票」という考え方の賢い利用方法

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こんにちは。
株式トレーダーの川合一啓(かわいいっけい)です。

有名な経済学者であるケインズは、
株価を「美人投票」に例えました。

これはある意味で正しく、ある意味で異なっています。

短期での株価は、確かに美人投票の要素が強くなります。

しかし長期で考えると、必ずしもそうではありません。

そんな「美人投票」という言葉の意味をもう少し掘り下げつつ、
その考え方の賢い利用法についてもご紹介します。

目次

「株価は美人投票」というケインズの考え方

ケインズ存命時(1883~1946)の美人投票は現在と方法が多少異なり、
優勝者に投票をした審査員にも賞品が与えられました。

ですから賞品が欲しい審査員は
「自分が最も美人だと思う人」ではなく、
「最多得票を獲得しそうな人」に
票を投じなければなりません。

もちろん、その人が美人であるか否かの判断も重要です。

しかし。

その場合は、参加者それぞれを見た時の他の審査員の反応や、
「あの人が勝つだろう」という世間の噂話なども考慮したうえで
投票する必要が出てきます。

「誰が美人か」ではなく
「誰が最も票を集めるか」がポイントになるからです。

そして、これを株の売買に当てはめると、
「自分が最も優れていると思う企業」ではなく、
「他の投資家に最も買われそうな企業」の株を買うべきだ

ということです。

株価は多くの投資家の票(買い注文)を
集めることによって上昇するのですから。

これがケインズのいう「株価は美人投票」という言葉の意味です。

美人投票の審査員が「最多得票を獲得しそうな人」に
票を投じることで利益を得るのと同様に、
投資家も「他の投資家に最も買われそうな企業」の株を
買うことによって利益を得ることができる、
という意味を持つ言葉なのです。

「短期的には投票機、長期的には計量器」というグレアムの美人投票

一方で、ウォーレン・バフェットの師であり、
「バリュー投資の父」とも呼ばれるベンジャミン・グレアム(1894~1976)は、
「短期的にみるとマーケットは投票機にすぎないが、
 長期的で見れば計量器だ」という言葉を残しています。

これは、短期での株価は確かに「美人投票」であるが、
長期的にみればやはり株価はその企業のファンダメンタルズを反映する

ということを表現しています。

短期には周囲の声に左右され美人投票が行われ、
ファンダメンタルズを超えて株価は変動します。

しかし、長期ではやはりファンダメンタルズに沿って
株価は推移するというわけです。

この考え方にもとづき、グレアムやバフェットらは
バリュー投資を実践してきました。

本当は美人なのに「美人投票」であまり票が集まっていない人に投票し、
やがて周囲がその人に票を投じ始めるのを彼らは辛抱強く待っていたのです。

短期では集団心理を読み、長期ではビジネスの真価を読む美人投票

これらの考え方をまとめると、
もし長期投資をするならば「美人投票」に振り回されることなく、
その企業のファンダメンタルズを重視した方がよいでしょう。

しかし。

私のようにもし短期投資をするならば、
それが「美人投票」であることを
きちんと理解しておくことが重要です。

「土地と株の値段はまだまだ上がる」
「これからはITの時代」
「あのカリスマ経営者が世界を変える」
「アベノミクスで金融緩和をおこなうから株価が上がる」
「これからはAIの時代」
などの話が世間に広まることで、
票を獲得しそうな美人が現れます。

そして、その人に投票をした審査員は賞品を得られるでしょう。

一方で。

その時に「自分が最も美人だと思う人」に投票をした審査員は、
賞品を得られないでしょう。

この場合、それらの世間の話が真実か否かは重要でなく、
他の審査員が誰に投票するかが重要なポイントとなるのです。

しかし繰り返しますが、長期的にはやはり、
その人が本当に美人か否かは大きく問われます。

ですから株式投資でいうならば、短期では集団心理を読み、
長期ではそのビジネスの真価を読むことが重要
す。

まとめ

経済学者・ケインズは「株価は美人投票」といいました。

「一番美人だと思う人」でなく
「最多得票を獲得しそうな人」に投票することによって
審査員は利益を得られるからです。

一方で「バリュー投資の父」と呼ばれるグレアムは
「短期的にみるとマーケットは投票機にすぎないが、
 長期的で見れば計量器だ」といいました。

それは、短期的には「美人投票」であるが、
長期的にはファンダメンタルズに左右されるのが株式市場である
ということを示した言葉です。

短期ならば「美人投票」を重視して集団心理を読み、
長期ならば「美人投票」に振り回されずにそのビジネスの真価を読む
ことが、
賢い投資法だと私は考えます。

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