サラリーマンが副業として行う株式投資のやり方

こんにちは。
株式トレーダーの川合一啓（かわいいっけい）です。

株式投資をやりたいけど
「常に株価の動きをチェックできない」などの理由で
副業としてできるかお悩みかも知れません。

しかし。

株式投資で稼ぐには常に値動きを見る
トレードスタイルだけではありません。

あなたのライフスタイルに合わせて
株式投資スタイルを選択することが可能です。

本記事では忙しいサラリーマンであっても
副業として株式投資を行うためのポイントをご紹介します。

サラリーマンが副業として株式投資を行うポイント

株式投資を本業としている専業トレーダーは
株式市場は開いている9時から15時までトレードできますが、
副業の場合は株価チェックをして
トレードできる時間が限られているのでそうもいきません。

まずは、あなたが副業としてトレードできるスタイル把握し、
そのうえで生活の中に株式投資を取り入れていきましょう。

4つのトレードスタイルを解説します。

デイトレード

「デイトレード」は1日の値動きの中で売買を行うトレードスタイルです。

1分1秒の値動きに敏感な取引となるため、
「サラリーマンの副業には難しい」と思うかもしれませんが
実はそうではありません。

1日の中でも値動きが活発な「9時から10時半だけ」など
トレード時間を絞ることで、
時差出勤や昼休みを活用してデイトレードをすることは可能です。

スイングトレード

数日から数ヶ月の中期で取引をしていく
「スイングトレード」というトレードスタイルです。

「指値注文」を使って行って売買を行います。

どうしてもデイトレードの時間が確保できない場合におすすめです。

長期投資

1年くらいの期間で株価の動きを予測する長期投資という選択肢もあります。

長期目線なので、短期間での株価チャートに捕らわれないことがメリットです。

加えて、株主優待や配当金も利益として考え
企業の成長を先読みして投資します。

PTS取引

株式投資は9時から15時までの取引ですが、
SBI証券では夜間取引ができるPTS取引が可能です。

PTS取引は
8時20分から16時までのデイタイム
17時から23時59分のナイトタイム
に取引ができます。

この時間帯であればどんなに忙しい方であっても
無理なく副業として取引することができるでしょう。

副業で株式投資をする注意点

サラリーマンであっても適切なトレードスタイルを選ぶことで
副業として株式投資ができます。

しかし、副業としてやるからこそ
次の注意点から目を背けてはいけません。

トラブルにならないようお気をつけください。

本業に支障をきたさないようにする

副業となると株式投資に関わらず
業務に何かしらの影響を与えてしまいがちです。

特にコロナショックのような急激な相場変動となった場合、
株価の動きが気になって仕事どころではないでしょう。

これでは本業も副業もどちらもいまくはいきません。

株価が気になってしょうがない性格であればなおさらです。

業務に支障をきたさないようにする注意力が必要です。

確定申告を忘れずに行う

株式投資で得た利益は確定申告が必要です。

証券会社によっては源泉徴収がされる取引ものもあるので、
事前によく確認しておくことが大事です。

また「NISA（少額投資非課税制度）」を使うことは欠かせません。

NISAは年間合計120万円以内の投資額で
5年間非課税となる優遇制度です。

NISAをうまく活用して税制面で損をしないようにしましょう。

インサイダー取引に接触する職種であれば株式投資は行わない

基本的に社則に振れない限り株式投資を行うことは問題ありません。

しかし、職種によってはインサイダー取引に接触する可能性もあり、
株式投資が禁止されている企業もあります。

特に、銀行や証券会社、生命保険といった金融機関に勤めている場合には
禁止されているケースがあるため、
事前に会社へ確認するなどしておきましょう

サラリーマンが副業として株式投資を行うポイントのまとめ

私がそうであったように本業が忙しいサラリーマンであっても
副業として株式投資をすることは可能です。

デイトレード、スイングトレード、長期保有、PTS取引など
それぞれの特徴に合わせて株式投資スタイルを取り入れてください。

最大の注意点は「本業に支障をきたさないこと」です。