こんにちは。
株式トレーダーの川合一啓(かわいいっけい)です。
当ブログのテクニカル分析という「カテゴリー」では
大切な「テクニカル分析の仕方」についてお伝えします。
ただ、テクニカル分析やインジケーター
(移動平均線やMACD、ストキャス、RSI)は
万能ではないというのが大前提です。
それよりも重要なことは、
なんといっても「需給の状況」です。
目次
需給の状況
需給の状況とは
「買い」が強いのか「売り」が強いのかによって
株価の「上昇」「下落」が決まってくるということです。
つまり。
機関投資家などの大口投資家が
「どうするつもりなのか」によって
株価が決まってきます。
機関投資家などの戦略については、
当ブログの「相場の真実」というカテゴリーで詳しく書いていきますので、
そちらもお読みになってください。
「相場の真実」を読めば、
あなたの「相場に対する見方」が完璧に変わり
あなたの投資成績は急上昇していくはずですから、
びっくりされることと思います。
重要な2つのテクニカル分析
さて。
ファンダメンタルズ分析はいうに及ばず(殆ど役に立たない)、
テクニカル分析ですら万能ではないと言っていますが、
とはいえ「重要なポイント」もあります。
正直に言います。
「もうこれしかないのではないか」
というテクニカル分析としては
(ですがもちろん万能ではありません)
・水平線
・移動平均線
この2点のみです。
おそらく誰もが知っているであろう
「水平線」と「移動平均線」です。
先に言ってしまいますが、
これだけを頼りに大きな株数でトレードするのは危険です。
むしろ、例えば、水平線ラインに到達したというのであれば
スキャル的に「数円、数十円」抜いていくレベルです。
なぜなら、
トレンド転換になるかどうかは、
何日もかかることも多いからです。
もちろん、そのまま水平線(レジスタンスライン)をブレイクして
大損してしまうかもしれません。
水平線を頼りに「売り」トレードしたものの、
どんどん「上昇していく」「落ちるはずだ!」との思い込みが
「損切り」を遅らせてしまい、
結果として「追証」に追い込まれてしまうことすら有り得ます。
チャートで解説します
下記の2019年の 3668コロプラ のチャートをご覧ください。
コロプラは9月に入り上昇し、
日足の高値付近(850円~860円)で止まると思ったのかと思いますが
大量の「カラ売り」が入ってきています。
上昇を始めた週末には、先週比、
なんと「+568万株」も「カラ売り」数量が増加しています。
そして、1週間が過ぎて株価は更に急騰し、
1,483円を付けています。
※追記:翌日、更にストップ高をつけて、1,783円になりました。
ですが「カラ売り」数量は減っていません。
「いくらなんでも上がりすぎではないか!」
「返済期間の6ヶ月前には落ちるだろう!」
そう思って「カラ売り」をしたと思われる「個人投資家」。
しかし、機関投資家側にしてみれば、
これだけの「カラ売り」が増えればチャンスでしかない、
美味しすぎる場を手にしてしまったのです。
機関投資家から個人投資家への追い込みは、
「追証」間際のギブアップ。
それは個人投資家が「諦めて投げ出す瞬間」まで続きます。
そして、
個人投資家の「投げ出し」を確認したら、
株価は落ちてきます。
ですから、しっかりと状況(需給の状況)を見定めた上で
トレードすることに徹してくださいね。
(このあたりは「板の読み方」という記事を書きますので、そこでお伝えします。)
水平線の引き方を伝える理由
どうして「水平線」の引き方を、敢えてお伝えするのか。
それは、
●利益確定ポイントとして有効であり
●一時の反転スキャルにも使える
という意味で必要だからです。
仮に「反転狙い」でエントリーした後に、
もしそこそこ勢いよく伸びていくのであれば、
そこで始めて、建値に「決済指示」を出しておき、
あとは暫く保有しても良いかもしれません。
そうすれば「大きな利益」を見込めることもあります。
大切なのは状況に応じて戦略を変えていくこと。
例えば。
スキャル目当てでやったけれど、
反転の伸び方が早く強いのであれば
そこで「スイングに変えていく」です。
そのような判断ができ、
そのような対応ができれば、
大きく利益を獲ることも可能になってきます。
欲張らずに「駄目だ」と思ったら即撤退する。
そして、伸ばす時は
「こんなに稼げちゃっていいの」という位にまで伸ばす。
そのようなトレードができるように、
そしてあなたに勝ち続けてもらいたいからこそ、
このブログでは重要な情報をお伝えしていきます。
あらら、すみません。
本題の「水平線はどこいった」
ごめんなさい。
ついつい、お伝えしたいことが多すぎて、
いろいろと書いてしまいました。
「水平線の引き方」についてはチャート掲載よりも、
動画の方が絶対にわかりやすいと思うので、
私のYouTubeチャンネルにアップしました。
とはいっても。
文章(前提)だけでも長くなりすぎてしまいましたので
「水平線の引き方、詳しく解説します その2」にて解説します。
ぜひご覧くださいませ。
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