株のデイトレードを行うとき、「どの時間足を採用したら良いか?」このように迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。
株のチャートに様々な時間足があるため、とくに初心者だと迷ってしまいがち。
そこでこの記事では、株のデイトレードを最適な時間足を解説。
どの時間足でトレードすべきなのかをお伝えします。
デイトレに最適な時間足を知って、有利にトレードできるようになりましょう!
目次
株のデイトレードに最適な時間足はこの3つ!
株のデイトレードに最適な時間足は以下の3つです。
- 1時間足
- 15分足
- 5分足
基本的にこの3つの時間足でご自身に合ったものを選んでトレードするのがいいでしょう。
なお時間足は短くなるほどトレードのスピードが上がり、エントリーのタイミングも難しくなるという特徴があります。
よって、短い時間足ほどトレードの難易度が上がります。
1時間足よりも15分足、15分足よりも5分足のほうが難しくなるのです。
5分足だと5分ごとに時間足が形成されるため、その都度相場分析をしなくてはいけないため、株の初心者には少しスピードが早いと感じるかもしれません。
そのため、株をはじめたばかりの人は1時間足や15分足がおすすめです。
5分足にチェレンジするのは、1時間足や15分足で取引に慣れてからにしましょう。
複数の時間足を組み合わせた「マルチタイムフレーム分析」もおすすめ!
株のデイトレードでは「マルチタイムフレーム分析」もおすすめです。
マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を組み合わせて相場分析を行う方法です。
デイトレードのマルチタイムフレーム分析では以下の3つの時間足を使用します。
- 長期:日足・4時間足
- 中期:1時間足
- 短期:15分足・5分足
長期の時間足
長期の時間足は日足か4時間足を使用します。
長期の時間足で確認するのは全体的な相場の流れです。
全体的な相場の流れは以下の3つのどれなのかを確認します。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
- レンジ相場
相場は大きな流れに進むという特徴があります。
よって、相場の全体的な流れを把握しておき、その方向に売買すれば勝ちやすくなるのです。
とくに全体的な流れがトレンド相場であるときはトレンド方向に売買したほうが有利です。
中期の時間足
中期の時間足は1時間足で判断します。
ここでは全体的な相場の流れの中で短期的にどちらに動きそうかを判断します。
なるべくなら、中期の時間足の方向性が全体的な相場の流れと一致しているほうが良いです。
例えば、次のように長期の時間足が上昇トレンドなら中期の時間足も上昇トレンドといった状態です。
ただし、上記のような状態はそんなにないため、全体的な流れが把握できているのであれば、中期の時間足の方向性が長期の時間足と違っても構いません。
短期の時間足
短期の時間足は5分足を使用します。
短期の時間足の役割はエントリーポイントを決めることです。
ここまで長期と中期の時間足を確認し、相場の方向性はバッチリなはず。あとは最適なタイミングでエントリーするだけです。
ご自身が愛用している手法やインジケーターなどと組み合わせて、エントリータイミングを狙っていきましょう。
株のデイトレードで時間足を上手く使うためのコツ2つ!
株のデイトレードで時間足を上手く使うにはコツがあります。
それは次の2つです。
- 長期から順番に見ていく
- テクニカルツールと組み合わせる
長期から順番に見ていく
時間足は長期→中期→短期という順番に見てきましょう。
理由は短期や中期の時間足は長期の時間足の一部でしかないからです。
例えば、1時間足は以下のように日足の一部を拡大したものにしか過ぎません。
このため、長期の時間足には短期や中期の時間足の動きが含まれているのです。
よって、まずは長期の時間足を見ることで全体的な相場の流れを大雑把に確認します。
次に中期の時間足を見て短期的な流れを確認し、最後に短期の時間足を見て細部を分析するのです。
このようにすれば、長期的な流れから相場の細部まで効率よく分析できます。
テクニカルツールと組み合わせる
時間足とテクニカルツールを組み合わせることで分析の制度を向上できます。
とくにおすすめなのが「水平線」です。
水平線とは、高値と高値、安値と安値に引く水平のラインです。
レジスタンスラインとサポートラインの2種類があります。
レジスタンスラインは株価の上昇を抑える役割があり、サポートラインは株価の下降を抑える役割があるのです。
このため、チャートに水平線を引いておけばどこで株価がストップしそうかの判断がしやすくなります。
例えば、長期足である日足を分析しているときに水平線を引ける場所があったとします。
その後、中期足の分析が終わり、短期足の5分足でトレードチャンスを待っていたところ、以下のように長期足で引いた水平線まで株価が下落してきました。
上記の場合、水平線はサポートラインであるため、「買い」のトレードチャンスです。
水平線はこのように使えるのです。
他にも以下のように使用できます。
- トレードチャンスだがすぐ近く水平線があるので見送る
- ポジションを保有しているときの利益確定ポイント
- 損切りをするときの目安
なお、水平線は次のような位置に引くのが基本です。
- 株価が何度も反応しているポイント
- キリ番
- チャート上で目立つ高値と安値
- 押し安値(直近の高値を更新する起点となった安値)
- 戻り高値(直近の安値を更新する起点となった高値)
まとめ
株のデイトレードでおすすめの時間足は次の3つです。
- 1時間足
- 15分足
- 5分足
トレードの難易度は5分足>15分足>1時間足であるため、初心者は1時間足や15分足を選んでおくのが無難でしょう。
また、複数の時間足を使用する「マルチタイムフレーム分析」を採用するのも推奨できます。
マルチタイムフレーム分析なら、相場の長期的な流れを把握しつつ、短期の流れを確認でき、エントリータイミングまで計れるからです。
なお、時間足を使用するときは次の2つがコツであるため、忘れないようにしてください。
- 長期から順番に見ていく
- テクニカルツールと組み合わせる
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